あやせ司法書士事務所について

ごあいさつ

不可能を可能に近づける知見、見識を!

 法令上の制限、実現困難な案件を手掛けることは多々あります。
 私どもも、法の抜け穴を強行突破したり、事実をひっくり返したりできるわけではありません。
 しかし、ほかの選択肢を探してみると、本来の希望に近い解決策が見つかることは、実は意外とあるものです。

 その選択肢を増やすために、多くの資格を取得したり、異業種との交流をしたり、遠方からのご相談でも対応するようにしたりして、実務の知見を広げるように努めています。
 また、法律だけでなく、さまざまなことに興味を持ち、趣味を広げることによって、世の中の動向や市民の生活、我が国の歴史と成り立ちなど実社会や実生活の多方面の見識を持って、ご依頼者様の本心に向き合えるようになりたいと考えています。

事務所の概要

事務所名 あやせ司法書士事務所
設立 2004年4月1日
司法書士 鈴木 健彦:
  • 簡易裁判所訴訟代理認定司法書士
  • 中小企業診断士
  • MBA(名古屋商科大学大学院マネジメント研究科卒)

久保 乃恵美
  • 簡易裁判所訴訟代理認定司法書士
  • 行政書士
  • その他試験合格資格
    (社会保険労務士、宅地建物取引士、管理業務主任者、簿記、FP等)
事務所所在地 〒252-1113
神奈川県綾瀬市上土棚中2丁目17番41号
ペパーミントハウス105
電話番号 0467-76-4568
FAX番号 0467-76-6207
取扱エリア 神奈川県、東京都、千葉県、埼玉県、静岡県、群馬県、栃木県、茨城県、長野県(すべて実績あり)

創業からの思い

少年時代 ~バブル崩壊と法律~

 中学生の頃までは、日本は技術も経済も世界トップクラスの経済大国で、私はビルやダムの建設に興味を持っていました。
 しかし、高校生の頃、バブルが崩壊し、「日本の経済は大混乱し、従来の経済政策だけで乗り切れない。法律を駆使した改革が必要だ。」と聞いたことがきっかけで法律家に興味を持ち、元々興味のあった不動産に関連する法律資格である司法書士になりました。

新人期 ~構造改革不況と救済活動~

 晴れて司法書士になった頃は、小泉内閣の「痛みを伴う」構造改革の真っただ中でした。企業は次々と倒産していき、多重債務者があふれた時代です。
 新人司法書士として企業の倒産や多重債務者支援の仕事、ボランティア活動に携わりました。
 そこでこの仕事に強い意義を感じることができましたが、同時に限界も感じました。法律によって負債を取り除くことはできるけれども、そもそも収入の少ない企業や個人はどうすればよいのか?という疑問です。

中小企業診断士 ~事業性向上の支援~

 中小企業や個人の経済的な問題には、負債発生の根本原因である収益力の低下の解決が必要だと感じ、MBAと中小企業診断士を取得しました。
 それ以来、中小企業の事業再生案件に関与し、赤字企業の黒字化の支援を手掛けてきました。

複数の資格で ~多面性とバランス~

 事業再生案件に専門家チームで取り組み、様々な視点から複合的に案件をみていく必要性を学びました。
 専門家は得意分野に偏ったアドバイスをしがちです。例えば社内の争いが絶えない企業を見た場合、法律家は規則の問題だといい、組織コンサルは組織風土の問題だといい、営業コンサルは売上が少ないからもめるのだという場面をよく目にします。実はどれも正解かもしれませんが、大事なのは根本原因です。もし規則が根本原因だった場合であれば、そこを集中的に改善すべきです。組織風土や売上の改善に取り組んでも、効果はなかなか出ないでしょう。
 依頼者の抱える本質的な問題に向き合うには、多面的な視野で問題をとらえることバランスの取れた解決策の提示が必要だと考えております。